金沢 金沢(見どころ)

金沢ひがし廊 志摩(国指定重要文化財)

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ひがし茶屋街とは...?

ひがし茶屋街は、約200年ほど前、江戸時代に加賀藩が城下のお茶屋を集めて誕生した、藩公認の茶屋の町で、石畳の両脇には、紅殻格子と呼ばれる格子戸を備えた町屋が続き、かつての華やかな風情をそのままに残し、今でも夜には、お茶屋さんで華やかなお座敷が繰り広げられています。

ひがし茶屋街に、有料で一般公開している2軒のお茶屋さんがあります。国指定重要文化財の「金沢ひがし廊 志摩」と、金沢市指定保存建物となっている「懐華樓」です。江戸時代から続く格式高い老舗のお茶屋。一歩入るとそこは豪華絢爛、別の歴史的空間のようになっています。中にはカフェがあり、お抹茶や老舗の和菓子を頂く事も出来ます。

 

金沢ひがし廊 志摩

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志摩は、文政3年(1820年)に建てられた格式の高いお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代の建物がそのままに残っている貴重な文化遺産です。

封建的制度のもと、町方にわずかに許された娯楽と社交の場として、お茶屋には主に上流町人や文化人たちが集い、遊びと言っても琴、三弦、笛に舞、謡曲、茶の湯から俳譜など多彩で、客、芸子ともに幅広く高い教養と技能が要求されました。

全国的に見ても数少ない茶屋建築の遺構の1つで当時の庶民文化を知る貴重な建築であることから平成15年に国指定重要文化財に指定されています。

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中に入ると、すぐに受付があります。

詳細情報

  • 入館料:大人500円・小中学生300円
  • お茶室「寒村庵」でのお抹茶、生菓子付700円/お干菓子付き 500円(入館料別途)
  • 開館時間:9時~18時
  • 定休日:無休

今回、こちらでは建物の説明や時代背景などを聞きながらの見学でした。大人向けの施設なので、子供料金の300円は高い気もしますが、大人の料金は、見終わった後には妥当だと思いました(^.^)
志摩への見学は、説明を受けながらの見学の方が分かりやすく楽しいです。受付でご確認ください。

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のれんをくぐると、まずは、荷物をロッカーに預け、建物の保存の為に、靴下を履くようにと指示されます。貸し靴下も準備されています。

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順路として、2階へ階段を上るように案内されます。

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段上部は、明りとりや、音をにがすための大屋根へと続く高い吹き抜けになっています。

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<<2階>>
2階が客間で、町屋とは異なり押入れや間仕切壁などはなく、開放的であくまでも遊芸を主体とした優美で繊細な、粋なしつらいになっています。

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前座敷
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広い琵琶床の座敷で、客が床の間を背にして座ると、その正面が必ずひかえの間となっています。

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ひろま
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紅殻(ベンガラ)色の壁に春慶塗りの違い棚がよく調和し、天井も高く、格調高い造りとなっています。

 

ひかえの間
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お客さんが床の間を背にして座ると、その正面が必ずひかえの間となります。襖がひらくと同時に、あでやかな舞や遊芸が披露される造りとなっています。

 

はなれ
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この部屋だけが漆のかかっていない白木造りで、数寄屋風の落ち着いた造りになっています。

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<<1階>>
1階は、女将さんや従業員、芸子さん達の部屋となっています。当時の姿を残す台所も志摩の見どころの一つだと思います。

台所
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井戸、石室(いしむろ)なども創建当時のまま残っており、排水は石造りの水路から裏側の用水へと導かれている。また、お茶屋はあくまで遊芸を楽しむ所で、料理は主に仕出し屋等から取り寄せられていました。

石室
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「石室(いしむろ)」は、石組み造りの地下貯蔵庫で、内部には井戸も掘られています。

 


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典型的なお茶屋の庭で、春日燈灯、月見燈灯、槍燈灯が配置よく佇んでいて、四季折々の草花が彩りをそえています。

 

帳場
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時代劇に出て来る雰囲気と同じです(^.^)
女将さんの帳面の場で、芸妓名、時間などを記帳し、精算は後日となったようです。

 

茶の間
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「茶の間」のいろりも江戸時代のままに残されています。

 

奥の間(女将さん部屋)
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お女将さんの部屋で、おちついた佇いとなっています。

 

見せの間
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化粧や準備の間として使われた部屋で、今は、漆器、金工、焼物など、当時の品々が展示されています。

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大戸
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江戸時代から使われているケヤキ造りの大戸。しっかりとした造りです。

 

庭園を眺めながら、お抹茶と和菓子でゆっくりくつろげます

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寒村庵
お抹茶と金沢の美味しいお菓子をいただきながら、静かな一時を過ごすことができます。
お抹茶と聞いて、作法が分からないと緊張しましたが、作法など全く関係なく、お茶を楽しむ事が出来ます(^.^)


おすすめ★★★★☆(4点)
感想平成15年、国指定重要文化財に指定されました。江戸時代から手を加える事なく保存されている事に感動し、建物の中に入ると、当時の粋な大人の社交場を見る事が出来、テレビの時代劇のようで興味深いものが沢山ありました。何の知識もなく入ってみましたが、帰りには満足感が残り良かったです。子供達は全く興味を示さず、大人だけでゆっくり訪れたい場所です。
住所〒920-0831
石川県金沢市東山一丁目13-21
電話番号076-252-5675
営業時間9時~18時
定休日無休
駐車場専用駐車場なし(東山観光駐車場(15台)より徒歩3分)
料金(入館のみ)一般500円・小中300円
料金(お抹茶・お菓子付き)お茶室「寒村庵」お抹茶: 生菓子付き700円 ・お干菓子付き500円(入館料は別途必要です)
備考ホームページはこちら

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