メモ
毎年、GW中に開催されていた「五重塔まつり」が、2019年以降中止されることになりました。高齢化にともない人員確保が難しくなったこと、寺と五重塔国宝化運動の周知という当初の目的を達したことが理由だそうです。今後の祭りの開催は未定ですが、お寺がまつりの名を引き継ぎ、別の形式や時期に実施することを検討するようです。
2018年の【五重塔まつり】の様子
2018年は、妙成寺のシンボル「五重塔」が建立400年を迎えます。
11回目にあたる今年は、建立400年目を記念したお祭りとなりました。
「五重塔まつり」の見どころは、何と言っても「えいやーはいやっせ」と進む奴行列です。その他にも、迫力ある太鼓ショーや、能楽、小唄、着物ショーを楽しむ事が出来ます。
飲食の方では、多彩なブースなどが並んでいました。
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飲食ブースのご紹介
地元の商店からの出店があり、すぐに食べる事が出来る軽食や、お土産などが販売されていました。
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太鼓ショー
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メインイベント【奴行列】
見どころは「えいやーはいやっせ」と進む奴行列です。
挟箱を持った奴(やっこ)が本殿へ向かって、ゆっくりゆっくりと進みます。
百万石行列ほどの規模ではありませんが、とても見ごたえがあって素敵でした。
羽咋市には、有名な【気多大社】がありますが、今回の五重塔まつりに行くまで、【妙成寺】の事は知りませんでした。
妙成寺には、北陸唯一の五重塔や、10棟の木造建築物が国の重要文化財に指定され、他にも貴重な建造物や庭園などがあり、昔の面影を垣間見ることが出来る素晴らしい場所でした。
11年続いた素敵なお祭りがなくなるのは残念ですが、羽咋市には気多大社の他にも素敵な場所がある事を皆さんにお伝えしたいです(^.^)
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