11月初旬、初秋の【兼六園】に行って来ました。
兼六園では11月1日頃から「雪吊り」の作業が始まります。
所々が秋に色付きはじめ、雪吊りの素敵な景観を楽しむ事が出来ました(^.^)
桂坂口料金所
所在地 | 石川県金沢市兼六町1 |
問合せ | 076-234-3800 |
休館日 | 年中無休 |
営業時間 | 3/1~10/15(7時~18時) 10/16~2月末(8時~17時) 観桜期や紅葉期などライトアップ(夜間開園) |
入館料 | 18歳以上 320円・6~18未満100円 |
※履物について
兼六園内は砂利道となっています。ヒールの靴などは砂利で痛んだりするので、フラットな履物をおススメします(^.^)
兼六園マップ
公式サイトで、見どころマップや施設マップをより分かり易く紹介しています。
→http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/point.html
兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とならぶ日本三名園の一つです。
430年前、お殿様のプライベートの庭として造られました。
金沢市の中心部に位置し、四季折々の美しさを楽しめる庭園として、多くの県民や世界各国の観光客に親しまれています。
観光案内所(兼六園観光協会)
■お問合せ:076-221-6453
■受付時間:3/1〜10/15(9時〜17時)・10/16〜2/末(9時〜16時)
■公式サイト:https://kenrokuen.or.jp/
兼六園めぐりガイドツアー
お一人様から少人数でも参加出来るガイドツアーです。当日、その場で申し込みが出来ます。兼六園には様々な物語があります。ガイドさんが分かり易く説明し、兼六園内を案内してくれます。
■出発:10時・11時・12時・14時・15時
■所要時間:約50分
■料金:お一人500円(小学生以下無料)別途入園料がかかります。
■定員:15名(ガイド1人につき)
■申し込み:観光案内所で直接申し込みが出来ます。または、電話予約も可能です。
徽軫灯籠と虹橋
兼六園と言えば「徽軫灯籠(ことじとうろう)」です。
足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)の形をしていることから、徽軫灯籠と呼ばれています。
撮影スポットとしても人気で、いつも列が出来ています(^.^)
根上松(ねあがりまつ)
大小40数本の根が地上2mまでせり上がっています。この松は土を盛り上げて若松を植え、根を深く土で覆い、成長した後に土をのぞいて根を表に出したと伝えられています。
唐崎松(からさきまつ)
13代藩主・前田斉泰が滋賀県唐崎から取り寄せて育てた黒松で、兼六園の冬の雪吊りは見所の一つになっています。
霞ヶ池
兼六園の中心に位置する、園内で最も大きな池が「霞ヶ池」です。
栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島などの名勝がこの霞ヶ池の周辺に配され、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめるようになっています。
鶺鴒島(せきれいじま)
「花見橋」の近くに、鳥居がある小さな島があります。こちらは「鶺鴒島」と言って、その昔、いざなみ、いざなぎの尊が、男女和合の方法を鶺鴒から教わったという言い伝えより、その名が付けられました。
この島は、正面に「三社」と書かれた石額がかかった鳥居を据え、その奥に陰陽石(誕生)、相生の松(結婚)、五重の石塔(死)を配置して、人生の三儀式を表しています。
私のお気に入りの「兼六園」
大量の写真の中から、お気に入りの写真をピックアップしてみました(^.^)
このスッキリ感に妙に心が魅かれます(^.^)
木の周りの雰囲気が優しく感じられます。とても好きな1枚です。
何とも言えない存在感!
生きているのが伝わる1枚。
ホッコリします(^.^)
紅葉の始まり...。
「明治紀念之標」日本武尊の像と大蛇・ナメクジ・ガマ蛙
兼六園を見下ろすようにそびえ立つ日本武尊の像。西南戦争で戦死した郷土軍人を祀るために、明治13年に建てられました。
ヤマトタケルの像の下の台石の中に、3つの生き物が隠れています。
大蛇・ナメクジ・ガマ蛙です。それらが互いににらみ合い「三すくみ」の状態にあるので、この台石は崩れないと言われています。
雁行橋(長生き橋)
11枚の赤戸室石を使って雁が列をなして飛んでいる姿に作られているので、雁行橋と呼んでいます。一枚の石が亀甲の形をしているので、別名、亀甲橋とも呼ばれていました。
万年を生きる亀にちなんで、この橋を渡れば長生きができると言い伝えられ、多くの人がこの橋を渡った結果、石の真ん中がすり減って渡れなくなりました。現在は眺めるだけで長生きできる橋とされています。
山﨑山
【山﨑山】は小立野口(兼六園出入り口)付近にある築山です。カエデやトキノキなど落葉広葉樹林が多く植えられ、秋になると紅葉がとても美しく【紅葉山】とも呼ばれています。
白川御影石でつくられた五重の塔(御室の塔)は、京都の御室御所(仁和寺)の塔を模したとも言われこの名が付きました。
辰巳用水
寛永9年(1632)、3代藩主・利常公が金沢城の防火用水を確保するためなどに設置した用水で、後に兼六園の曲水として用いられる事になりました。
昔から変わることなく約10㎞離れた犀川の上流から園内に水を運んで、渓流や滝、池泉など美しい庭景を保っています。
眺望台
ベンチが設置され、眺望台からの景色を楽しむ事が出来ます。休憩にも持って来いのスペースです(^.^)
七福神山
着物を着た女性の後ろにあるのは「七福神山」です。七福神になぞらえた七つの自然そのままの石を配置しているのが大きな特徴です。
花見橋
橋から見る花の眺めがすばらしいことから、この名前がつきました。花の季節になると、緩やかに流れる曲水に沿って、桜、カキツバタ、サツキ、ツツジなどが咲き誇ります。
栄螺山
13代藩主斉泰が三度にわたって霞ヶ池を掘り広げた時に出た土を利用して築いた山。左上がりで螺旋状に上って行く坂道があり、ぐるぐる上る様子が巻貝の殻のようなので、この名となりました。
■栄螺山の避雨亭
栄螺山にある小亭。傘を広げた形から避雨亭と呼ばれ、栄螺山も「からかさ山」の愛称があります。
■三重の宝塔
栄螺山の山頂に立つ石塔。12代藩主前田斉広を供養するために建立されたものです。
旭桜
兼六園の園内にあるお茶屋さん
兼六園の中には、休憩処、甘味処などのお茶屋さんが数件入っています。
ことぶき
大和武尊像の側にあるお茶屋さん。歴史は長く明治45年から営業しています。店内の座敷からは卯辰山や市内が一望でき、風情のある中ゆっくりと過ごす事が出来ます。
お土産品の販売と、食事の提供をしています。
■お食事&甘味
うどん、そば、カレー、ビール、お酒、あんころ、ぜんざい、くずきりなど
清水亭
140年変わらない製法で作っている自家製の“兼六だんご”が有名です。石川県産コシヒカリで作ったおだんごは、兼六園の出世地蔵にあやかって、食べると出世できる“出世だんご”とも言われています。
寄観亭(きかんてい)
兼六園のシンボルことじ灯籠の目の前に位置するお食事、お土産処です。金沢の名物「治部煮」をはじめ、郷土色豊かなお食事のメニューがあります。
■お食事&甘味
治部煮、うどん、そば、定食、お団子、抹茶、あんころ、ソフトクリーム、納豆もちなど
トイレについて
園内に5か所ほどトイレが設置されています。バリアフリー対応のトイレもあります。
ピンクの◎で囲んだ箇所がトイレ設置場所です。兼六園内のトイレは掃除も行き届き綺麗です。
兼六園外側の茶屋通り
桂坂口側に茶屋通りがあります。金沢城石川門を眺めながら休憩する事が出来ます。
紺屋坂(金箔ソフトにお団子やさん♪話題の人気店有り)
兼六園下交差点から兼六園の入り口に向かう坂道を「紺屋坂」と呼びます。
その紺屋坂通りには、ひがし茶屋街で人気の金箔ソフトや抹茶スィーツ店、お団子屋さんにお土産屋さん♪ちょっと楽しめる坂道となっています♪
兼六園から紺屋坂に向かいます。
以前は、お煎餅を路面で焼いていたお店が、久し振りに来てみると、和牛のにぎり寿し屋になっていました(^.^)
「大松庵」さんは、白山市に本店がある老舗のお団子屋さんです。こちらのソフトはクリームがめちゃウマ♪金箔乗せもあるのでお試し下さい~
ひがし茶屋街ある「箔一」さんも人気店ですが、こちら紺屋坂沿いのお店も人気があるようです♪
おすすめ | ★★★★★(5点) |
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感想 | 日本三大名園の一つ。金沢観光と言えば、兼六園。春夏秋冬、季節によって色々な表情を 見せてくれます。お時間があればガイドさんと一緒にまわるのも良いですね。 今回は、冬の風物詩「雪吊り」をメインにご紹介しています! |
住所 | 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-4 |
電話番号 | 076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所) |
営業時間 | 3月1日~10月15日7時~18時♦10月16日~2月末日8時~17時 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 近隣の有料駐車場をご利用ください(休日は込み合います) |
入園料 | 大人(18歳以上)320円♦小人(6〜18才)100円♦5歳以下・65才以上無料(要証明書) |
履物 | 履物について。園内は砂利道になっています。女性の方でヒールの靴などは砂利で傷つきます。フラットな履物がおススメです。 |
備考 | ホームページはこちら ※観桜期や紅葉期などライトアップ(夜間開園)を行っています。 ※園内は禁煙です。 ※園内へのペットの持ち込みはできません。 ※兼六園の園路は玉砂利舗装で滑りやすいところもありますのでご注意ください。 |