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♦Paris♦Cathedrale Notre-Dame(ノートルダム大聖堂)

2019年4月22日

 

ノートルダム大聖堂の火災

2019年4月14日、日本時間の朝

ノートルダム大聖堂から炎と煙が、もくもくとあがってる様子がテレビに映し出されました...

2週間前に家族旅行で行ったばかりの素敵で感動しながら見ていた建物が、火に包まれていました。私でさえ、とても大きなショックを受けたのだから、パリ市民の衝撃は、さらに大きなものだっと思います。

ハイブランドを有するフランスでは、実業家から多額の寄付金が集まり、マクロン大統領が「5年で再建」と言った言葉が実現する事を信じて祈っています。

 

ノートルダム大聖堂とは?

200年の歳月をかけて当初の設計部分を完成させた、パリで最も壮麗な宗教建築物のひとつといわれている建物です。ゴシック建築を代表する建物で、1991年にユネスコの世界遺産に登録されたパリで人気の観光地です。私達が行った金曜日の午後も、沢山の観光客や学生の研修で賑わっていました。

メモ

ゴシック建築とは...

12世紀から15世紀末頃の時代、パリを中心とするフランスを発端に、ヨーロッパ各地に影響を与えた建築様式のことです。

右側の頭が尖ったアーチは尖塔アーチと呼ばれ、ゴシック建築では多用されています。

天国と地獄が描かれた彫刻に日本を感じる

ノートルダム大聖堂の門には、聖母マリア、キリスト、アダムとイブ、天使と悪魔。天国と地獄が繊細な彫刻で描かれています。


門の中心の柱には、キリストの彫刻が施されています。

 


2階の左右の柱には、アダムとイブの彫刻。
他にも、アダムとイブの結びや、子供を授かった様も描かれています。

 

《最後の審判の扉口タンパン》


タンパンの一層目、一番下の段の彫刻は、天使の吹くラッパで蘇る死者達です。棺桶からドアを開けて出て来る様が描かれています。

 


二層目は、中央の大天使ミカエルが亡くなった人の魂の重さを量り、人々を天国(右側の天を仰いでる像)と地獄(左側の縄に縛られ嘆いてる像)に選別している様が描かれています。

天国と地獄は、日本だけの言い伝えだと思っていたのが、ここ、パリでも昔から言い伝えられていることに驚きを感じました。

 


三層目は最後の審判のキリストです。右の天使は十字架、左の天使は槍と釘を持っています。どちらもキリスト受難の象徴です。ひざまずく右が聖ヨハネ、左が聖母マリアです。

 


アーキヴォルト右側最下部の地獄 (子供には見せたくないような像)

門だけでも、これだけの素晴らしい彫刻が施されていました。

今回は、春休暇に子供の卒業旅行でヨーロッパを4都市を回りました。ここパリでは、歴史的建造物や美術館を楽しみに来たのですが、2週間前にフランスで起こった「黄色いベスト運動」での危険を回避して、ゆっくり観光は出来ず...

ノートルダム大聖堂も、門を見ただけ。ゆっくり周っておけばと後悔しています。

 

市街地の中の小さな小島【シテ島】

シテ島は、となりにあるサン・ルイ島と並び、パリの中心部を流れるセーヌ河の中州となっています。

パリ市内で最も古い歴史をもつパリ1区及び4区に属し、“パリ発祥の地”と称されています。

この小さな島に、ノートルダム大聖堂があります。

写真からも分かるように、この周辺は古い建造物がキレイな形で見る事が出来ます。戦争や地震などの震災で消失することなく残る貴重な遺産です。テレビや書籍でしか見る事のなかったものを間近で見る事が出来て、とっても幸せな気持ちになりました

 

大聖堂の塔(有料で見学が出来る屋上)について

387段の階段で大聖堂の塔・屋上に登ることができます。

料金 10€(18歳未満は入場無料 /パスポートの提示が必要です。)

美術館共通パスの利用
「パリミュージアムパス Paris Museum Pass」利用可能

《ミサの時間》
月~土曜
・8時:聖歌隊ミサ
・9時:聖歌隊ミサ(7~9月上旬は不開催)
・12時、17時45分、18時15分は通常ミサです。
日曜
・8時30分~12時45分・17時45分、18時30分

《特別ミサ》
クリスマスなどに代表されるカトリック教の祭日や、自然災害への被災者、大規模な事故の被害者に祈りを捧げるミサが特別に行われることがあります。

メモ

■大聖堂内見学のマナー

・男女問わず大聖堂内では帽子やフードなど頭を覆うものは外します。

・世界中から多くの観光客が訪れる場所ですが、同時に熱心にお祈りをする信者の方々も訪れます。信者の方々の邪魔にならないように静かに見学しましょう。

・大聖堂内は写真撮影ができますが、フラッシュ撮影は禁止されています。


おすすめ★★★★★(5点)
感想200年の歳月をかけて当初の設計部分を完成させた、パリで最も壮麗な宗教建築物のひとつといわれている建物です。ゴシック建築を代表する建物で、1991年にユネスコの世界遺産に登録されたパリで人気の観光地です。
住所〒75004
6 Parvis Notre-Dame - Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris,
電話番号
営業時間月~金曜 8:00~18:45
土・日曜 8:00~19:15
定休日閉門日:なし
駐車場専用駐車場なし
入場料無料(大聖堂内への入場は無料ですが、大聖堂内にある塔(屋上)は有料となります。)
オーディオガイド5€(貸出時間、月~土9時30分~18時・日13時~18時) 正面入口入場後の右手角オフィスにて貸し出しています。
備考ホームページはこちら


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