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金栄山【妙成寺】パワースポット 加賀百万石前田家ゆかりの寺

2019年4月22日

羽咋市には人気の「気多大社」がありますが、加賀百万石前田家ゆかりの寺「妙成寺」も素晴らしく、長い歴史の建造物が残るお寺です。

境内は広く見どころも満載!敷地内にお茶屋さんもあるのでゆっくりと休憩も可能です。

所在地 〒925-0002 石川県羽咋市滝谷ヨー1
問合せ 0767-27-1226
拝観料 大人(高校生以上)500円・小中学生300円
営業時間 4~10月8時~17時・11~3月8時~16時30分
公式サイト http://myojoji-noto.jp/
駐車場 無料駐車場あり

石川県羽咋市にある「妙成寺」は、700年以上の歴史を持つお寺です。

加賀藩前田家が何代にもわたって築いた藩屈指の文化遺産で、そのすごさは10(本堂、五重塔、二王門、祖師堂、三光堂など)もの建造物が国の重要文化財に指定され石川県指定の文化財も3棟ある事でも分かります。

加賀百万石「前田家」ゆかりの寺としても、知られています。
詳しくは(公式)
http://myojoji-noto.jp/jufukuin.html

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国重要文化財【五重塔】

北陸唯一の五重塔は、妙成寺のシンボルとなっています。

4.18mの高さで凛としたその佇まいは、とても素晴らしいです。

加賀藩3代藩主前田利常の母・寿福院願主となり越前北庄の大工・坂上嘉紹にらよって建てられたと伝わり、その強固な造りは厳しい海風や平成19年に起こった能登半島地震でもびくともしませんでした。

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妙成寺の境内マップ

参拝順序です。多くの見どころや、御祈願スポットがあります。

売店や甘味処もあるので、休憩しながらゆっくりお楽しみ下さい。

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境内のご紹介

境内マップの参拝順序の矢印方向でご紹介します。

拝観受付

入館料
大人(高校生以上)500円・小中学生300円

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さざれ石

「君が代」の由来となったと言われる岐阜県揖斐川町春日の山中にあった「さざれ石」が置かれています。

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浄行堂(願掛けスポット)

「浄行菩薩」をまつる御堂です。

浄行菩薩とは法華経に出現する菩薩で、水が、垢や穢れを清めるように人間の煩悩の汚れを取り除いてくれます。

浄行菩薩に水を注ぎ、たわしでって、願をかけると、身の病も心の悩みも除かれるといわれます。

開山日像上人は浄行菩薩の化身と言われます。

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二王門(国重要文化財)

重厚感のある門構えです。江戸時代の加賀藩の書家・佐々木志津麿揮毫による「金榮山」の山号額を掲げています。

両脇には連子格子を設け、中には江戸時代初期の作とされ、「阿形」「吽形」の仁王像が安置されています。


吽形(うんぎょう)


阿形(あぎょう)

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開山堂(有形文化財指定)

開山堂は延宝5(1677)、妙成寺 十九世 日遼が建立しました。堂内には開山日像上人や二世日乗をはじめとした歴代貫首の供養笠塔婆を安置しています。

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経堂(国重要文化財)

若冠30歳で江戸で早逝した加賀藩4代藩主前田光高の遺志に従い、建てられました。

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浩妙院のお墓

浩妙院は、3代藩主利常と、玉姫の間に生まれた長女で、生前は亀鶴姫と言いました。

2代将軍 徳川秀忠の養女となって、津山城(岡山県)の森忠政の嫡子 忠広に嫁ぎましたが、18歳で生涯を終えました。

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寿福院のお墓

寿福院は、加賀藩祖 前田利家の側室で、3代藩主 利常の母です。

慶長8(1603)年に妙成寺に菩提寺を定めて、本堂・五重塔・三十番神堂・祖師堂などを建立しました。

徳川家康の側室、養珠院(お万の方)とも親しく、共に法華経をあつく信仰し、身延山久遠寺の五重塔や中山法華経寺の五重塔などを建立しました。

寛永8(1631)年に加賀藩江戸屋敷で死去し、江戸の池上本門寺で荼毘に付された後、金沢の経王寺で再び葬儀が営まれ、妙成寺に納骨されました。

この事から、妙成寺は前田家ゆかりの寺だと知る事が出来ました。

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丈六堂(釈迦堂)石川県指定文化財

丈六堂(釈迦堂)の中には、一丈六尺(5mほど)の釈迦如来立像が安置されています。

妙成寺の言い伝えによると、羽咋市柴垣の海岸に同立像の頭の部分だけが漂着し、これに合わせて胴体が造られたそうです。

昭和55年(1980)年の解体修理後、創建当時の姿に復元されました。

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閻魔堂

お寺の古文書によると、延宝6(1678)年、日遼上人が建立したと伝えられています。

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三十番神堂(国重要文化財)

慶長19(1614)年、加賀藩3代藩主 利常が大阪冬の陣に出陣する際に、戦勝祈願のために建てたと言われています。

一説には京都の北野天満宮から移築したとも言われていますが定かではありません。

内部には毎日、交代して国を守る日本の神30体(三十番神)をお祀りしています。

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三十番神堂拝殿(石川県指定文化財)

国重要文化財の「三十番神堂」と共に建てられたとみられますが、拝殿は明治の初期、寺院の建物や、仏像仏具などを打ち壊した 廃仏毀釈により、一時、羽咋円井町に移されていました。平成3(1991)年に解体修理し現在地に戻されました。

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三光堂(国重要文化財)

三光堂は堂内に太陽を表す「日天」、月を表す「月天」、星を表す「明星天」の3光天像を安置し、別名「鎮守堂」とも呼ばれています。三光堂は堂内に太陽を表す「日天」、月を表す「月天」、星を表す「明星天」の3光天像を安置し、別名「鎮守堂」とも呼ばれています。

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本堂(国重要文化財)

本堂は桃山建築のが集められています。京都建仁寺流の流れを組む大工坂上又三郎により、慶長9(1614)年に建立されたと伝わりますが、「慶長9年」や「慶長17年」の建立と記された資料も有り、建立時代にもなぞが残されています。

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祖師堂(国重要文化財)

宗祖日蓮聖人の坐像の左右に、開山日像上人と日像上人の師である日朗上人の坐像をまつっています。

本格的な禅宗様式の造りで内陣を形成する円柱 には上層部に木材を継ぎ足した跡がみられ研究者らもなぜ継ぎ足したのか解明できていません。

入口正面には、彩色を施した迦陵頻伽(仏に使える想像上の生き物)の欄間があり、優れた意匠を見せてくれています。

また、祖師堂の正面には渡り廊下があり、鐘堂や、客殿、書院庭園へと繋がります。

渡り廊下からの眺め。

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書院庭園(石川県指定名勝)

書院の前庭として作られた池泉鑑賞式の庭園は、石川県指定名勝となっています。

書院縁側からの眺めは五重塔借景とし一番の見所となっています。

庭園は自然の崖地を活かして、石の配置で流れ落ちる滝を表現しています。池に突き出した三角石を「亀」、直立するラカンマキを「鶴」に見立てているとも言われています。

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鐘楼(国重要文化財)

全体の写真は撮れませんでした💦

こちらは屋根の部分になります。

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客殿

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庫裡(国重要文化財)

妙成寺に残る最も古い建築物とされ、加賀藩前田家の支援を受ける20年前の文禄年間(1592~1596)に、地元の大工によって建てられたと伝わっています。

庫裡の玄関に入ると目に飛び込んでくる「龍」のつい立て。いつの時代にだれが揮毫したものかは分からないようですが、縁起の良い字で法華経の中によく出て来るようです。

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売店、甘味処

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ソフト、めっちゃめちゃ美味しかったです♪

ご参拝の後に、是非~(^.^)

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駐車場とお手洗い

駐車場は入り口から入り、すぐの場所にあります。

 



駐車場の敷地内にお手洗いがあります。

キレイに掃除され気持ち良く使えました。


おすすめ★★★★★(5点)
感想羽咋市には人気の「気多大社」がありますが、加賀百万石前田家(ゆかりの寺「妙成寺」も、素晴らしく、長い歴史が残るお寺です。境内は広く見どころも満載!敷地内にお茶屋さんもあるので休憩も可能です。
住所〒925-0002
石川県羽咋市滝谷町ヨ1
電話番号0767-27-1226
営業時間8時〜17時(11月〜3月は8時〜16時30分)
定休日年中無休
駐車場無料駐車場有
拝観料拝観料:大人(高校生)500円、 小・中学生300円
御開帳祖師堂そしどう(右手に払子、左手に経巻を執る宗祖日蓮聖人しゅうそにちれんしょうにんの座像が安置されている)において、ご開帳を行います。お一人様1,500円
備考ホームページはこちら

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