230年の歴史がある「漆・漆器」の老舗【能作(のさく)】
1780年(安永9年)「うるし業」を創業。以来200有余年も続く「漆・漆器」の老舗店です。金沢漆器、輪島塗、山中塗りなど石川県内の漆器を中心に幅広い品揃えで、高級な加賀蒔絵、作家作品から手軽に食卓で使える器まで揃っています。また、漆器・陶磁器の修理も行っています。
【蒔絵体験】について!
こちら能作さんでは、うるし文化を多くの方に知っていただきたいという思いから、蒔絵(まきえ)を体験を行っています。下絵の描かれた漆の盆に彩色し、金粉等を蒔く蒔絵体験です。代用漆を使用しているのでかぶれる心配はありません。
お子様から大人の方まで体験出来るプログラムメニューとなっています。今回は、中学校の課題で娘が蒔絵体験をさせて頂きました。
■蒔絵とは■
蒔絵には色々な技法がありますが、体験して頂くものは、筆に漆を含ませて絵を描き漆が乾く前に、金や、銀の粉を筒を使って上から蒔き毛棒で吹き掃きかけるものです。蒔く絵=蒔絵です。
詳細情報
■所要時間:1時間半程度(早い人は1時間で仕上げられます)
■開始時間:10:30~と13:30~
■体験内容:直径24㎝の木製丸盆に蒔絵を施します。丸盆には予め絵の輪郭がついていて、絵は3種類から選べます。
■持ち物:ありません(お代金)
■お値段:¥3,000(税別)
■人数:1~10名
《お申し込み方法》
電話またはメールでお願いします。
TEL:076-263-8121
E-mail:nosaku@kanazawa.gr.jp
お申込の際には、ご連絡先の電話番号(携帯番号)をお知らせください。
前日までにご予約ください。
実際に【蒔絵体験】に参加して来ました
蒔絵体験を教えて下さる先生です。優しい女性の方でした。
能作の蒔絵体験では、先にお盆に図が描いてあります。これを置き目といいます。この3種類の中からお好みの柄を選びます。
娘は丸い「手毬柄」のお盆をチョイスしました。
《地塗り》
置き目の内側をはみ出さないように漆でくくります。中をムラの無いように均一に塗り、塗り残しが無いか確認します。同じ配色の所も、塗って行きます。
《粉蒔き》
粉筒、毛棒を使い地塗りした箇所の周りに粉を少しずつ落としていきます。※このとき粉が多すぎたり、地塗りした上に、できる限り落ちないように気を付けます。
周りに落とした粉を外側から内側に向かって周りから少しずつはきかけます。少しずつ粉の調子を調節し、この作業を繰り返し、すべての粉蒔きが終わったら、掃除棒とテレピンを使い修正し、乾かして出来上がりです。
置き目の柄や色使を決める時に悩んでいましたが、作業自体は先生の丁寧で優しい指導でスムーズに進めていました。娘の隣では、小学生(3年生くらい)の子も体験していましたが、楽しそうでした。
金沢の古くから伝わる素晴らしい文化に触れあえる素敵な時間を過ごせました。
作品は、箱に入れてすぐに持ち帰れます。但し、乾燥が必要なために1週間ほどは使えません。
おすすめ | ★★★☆☆(3点) |
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感想 | うるし文化を多くの方に知っていただきたいという思いから、蒔絵(まきえ)を体験を行っています。蒔絵には色々な技法がありますが、体験して頂くものは、筆に漆を含ませて絵を描き漆が乾く前に、金や、銀の粉を筒を使って上から蒔き毛棒で吹き掃きかけるものです。お子様から大人の方まで体験できるメニューになっています。 |
住所 | 〒920-0962 石川県金沢市広坂1-1-60 |
電話番号 | 076-263-8121 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 毎週水曜日(8月は無休) |
駐車場 | 近隣の有料駐車場をお使い下さい。 |
蒔絵体験金額 | 3000円(税別) |
体験開始時間 | 10:30~と13:30~ |
備考 | ホームページはこちら |