【鏡の池】実盛伝説
「今日は最期だ。今は用無きこの鏡、今生の形見に伝えよ」
73歳の実盛は、老武者と侮られることを恥じとし白髪を黒く染めて参戦しましたが、義仲軍の手塚太郎光盛に討ち取られ激的な最期を遂げました。
加賀市深田町にある「鏡の池」には、篠原古戦場で命を落とした斎藤実盛が、白髪を染めるために使ったとされる銅鏡がおさめられています。
年に一度、秋祭りの前に池洗いが行われ、この時に古鏡を拝見することが出来ます。
鏡の池の清掃日
2022年9月11日(日)13時~
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2021年「鏡の池」清掃日の様子から
2021年の池洗いは9月12日(日)の13時からでした。
日程の確認をしてあったのに高速の降り口を間違え、着いた頃には既に終わり見る事も出来ませんでした...
この日は、朝から何となく見れないかもと予感がし、鏡の池の帰りに「実盛の兜」が奉納されている【多田神社】に寄ってみたけど、管理している町会長が留守との事で、兜も見れずじまい...
ご縁の無い日だと諦め、次回のご縁を待つことにしました(^.^)
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鏡の池
民家の裏手で周りは木々に囲まれた静かな場所に鏡の池がありました。
池の水を抜いて空状態を想像していましたが、水を抜くのは半分くらいで、後は、キレイな湧水で池の濁りが消えるのだとか。
真ん中に少しだけ見えるのが【実盛の鏡】です。
取材クルーの方が数名いたので、実際の鏡が出て来た所を写真で見せてもらいました。
鏡には鶴や亀の模様が施されています。
こちらは駐車場に設置してあった立て看板の写真を撮らせてもらいました。
来年は、800年以上も続く歴史、実物の鏡や、実際に池洗いをするところなど見に行きたいと思います。
池の水を抜き、鏡を見ることが出来るのは数分だそうです。斉藤実盛ファンの方は、1年に1度のチャンスをお見逃しなく!歴史の哀しくも実盛の勇敢な物語を知る事が出来ます。
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鏡の池の行き方と駐車場について
こちらの駐車場をご利用ください。
【鏡の池】まで徒歩で5分ほどです。
深田町集会場から鏡の池に行くまでに、民家の間の細い道を進んで行きますが、途中で池の清掃をするおじさん達が作業をしているので、場所の目安にして下さい。
おすすめ | ★★★★☆(4点) |
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感想 | 「今日は最期だ。今は用無きこの鏡、今生の形見に伝えよ」と斎藤別当実盛が、篠原の合戦に赴く際に白髪を染めるために使用していた鏡を沈めた、という伝説がのこる。 約12平方mの池の底におさめてある銅鏡は,年に一度、池の清掃の際にその鏡をみる事ができる。 |
住所 | 〒922-0566 石川県加賀市深田町22 |
電話番号 | |
営業時間 | 24時間(民家の奥にあり池の後ろは藪なので暗くなる前にお越し下さい。) |
定休日 | ありません |
駐車場 | 深田町集会場の駐車場をご利用ください。 〒922-0566 石川県加賀市深田町イ−45 |
ご注意 | 清掃の日は蚊やアブが多く発生しているので、長袖長ズボンがおススメです。虫対策をお忘れなく! |
備考 | ホームページはこちら |