手取川七ヶ用水からほど近くに安置されている【波切不動明王】は、手取川の氾濫を治めるために鎌倉時代に作られたと言われている磨崖仏です。
明治時代の中頃までは、現在の白山市白山町にある「舟岡山岸壁」に、【かたがり地蔵】と一緒に刻まれていましたが、手取川七ヶ用水の建設により岸壁から切り離され現在の場所に安置されました。
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磨崖仏とは?
自然の巨石や岩壁に彫刻した仏像で石仏の一種の事です。
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【波切不動明王】祠の中には...
長年の摩滅によって、はっきりと見る事は出来ませんが、炎のような物や、観音様が描かれているように見えました。
祠の中には他にも、数体の地蔵さまも祀られていました。
御堂から見た目の前の景色です。
白山や手取川で自然災害が起こらないようにと、人々の願いが込められているのを感じました。
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泰澄大師の作
加賀国白山を開山したと伝えられる、奈良時代の修験道の僧「泰澄」が、石窟で修行中に山上の安穏と国土の静謐を祈念して、彫ったものと言われています。
白山市白峰にある『林西寺』には、「白山下山仏」として、木造「泰澄大師坐像」が安置されています。機会を見つけ行ってみたいと思います。
おすすめ | ★★★★☆(4点) |
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感想 | 手取川七ヶ用水からほど近くに安置されている【波切不動明王】は、手取川の氾濫を治めるために鎌倉時代に作られたと言われている磨崖仏です。安置されている祠の中には、他にも地蔵様が祀られていて、不思議な空間となっていました。 |
住所 | 〒920-2125 白山市鶴来今町タ |
電話番号 | |
営業時間 | 24時間(夜の外出は危険です。お控え下さい。) |
定休日 | 無し |
駐車場 | 近くに七ヶ用水の無料駐車場があります。 |
備考 | ホームページはこちら |