地元で受験生が合格祈願で行く神社と言えば、金澤神社です。そのご利益と信頼の篤さは素晴らしいものがあります。
こじんまりとした神社ですが、境内には不思議な見どころスポットもあるので、参拝後はゆっくりと神社の中を周ってみて下さい。地元の人に愛されている温かみのある神社です。兼六園観光の際には是非お立ち寄り下さい♪
「清め砂」を入れて持ち帰る袋(砂を入れるナイロン袋)を持って行くと良いですよ(^.^)
私も娘も受験期に祈願し、絵馬に願いを込めました。今年は息子の番です(^.^)ここに来ないと何だか落ち着かない...そんな地元の人には大切なお社となっています。余談ですが(若)神主さんがイケメンでした♡
【金澤神社】詳細情報
所在地 | 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-3 |
問合せ | 076-261-0502 |
参拝時間 | 終日開放(社務所:9時30分~17時) |
駐車場 | 専用駐車場はありません。 周辺のコインパーキングをご利用下さい。 |
お守り | お守り、おみくじ有ります。 |
御朱印 | 御朱印、御朱印帳あります。 |
御祈願について | http://kanazawa-jj.or.jp/guide/ |
公式サイト | http://kanazawa-jj.or.jp/ |
【金澤神社】の御祭神とご利益
- 菅原道真:前田家の先祖で学問の神、学業成就
- 白蛇竜神:金運と災難除けの神様
- 白阿紫稲荷大明神:商売繁盛の神様
- 琴平大神:交通安全
- 前田斉広公(12代藩主)
- 前田斉泰公(13代藩主)
学業成就、合格祈願、金運アップ、災難除け、商売繁盛、交通安全にご利益があります。
また、隣接する金沢の地名の由来となった【金城霊沢(きんじょうれいたく)】は、金運と開運のパワースポットと言われています。あわせてご参拝する事をおススメします☆
【金澤神社】周遊散策
神門(隋身門)
隋身様(右大臣、左大臣)が祀られている事から「隋身門」とも呼ばれています。
老朽化に伴い取り壊され、平成5年に復刻竣工しました。朱塗りが鮮やかで梅の家紋が目をひきます。
拝殿
拝殿は、とても煌びやかです。本殿・拝殿は登録有形文化財に指定され、歴史は長くても古さは感じられません。
相殿には災難除けや金運の神さま「白蛇龍神」が祀られています。
歴史上では、前田家藩主の個人的な祈願所だったようです。
拝殿の天井には、白蛇龍神と天使が描かれています。ご参拝の際には天井もご覧になってみて下さい。歴史ある神社と現代アートのコラボ作品です。
【金澤神社】見所スポット
合格祈願に訪れる親子の方を多く見かけます。絵馬に願いを込めて真剣に御祈願する姿に、つい自分達を重ねて胸があつくなります。学業成就のパワースポットとして有名ですが、参拝後はぐるりと境内を周ってみて下さい。不思議な言い伝えに出会えます。
【清め砂】家の気になる所に撒いてお清めします
蓋の中には清められた砂が入っています。持ち帰り用の袋があると便利です。
家土地などの気にかかる場所にまく為のお砂です。
...立て看板より
お清めの砂はネットで高値で販売してる神社もありますが、金澤神社は「志」です。それだけで感動してしまう。手水舎横の控えめな場所にあるのでお見落としのないように。我が家は家の周りに撒きました♪
【夢牛】と【いぼとり石】見つけたら撫でてみて下さい
■夢牛■
一見、何の石?よく見ると、牛を形どった石でした。
天神様のお使いの牛で、なでると夢を叶えてくれると言われています。
■いぼとり石■
イボをこすると取れると信仰されている御神石です。現在では、目に見えないイボも取ってくれると言われています。悩みを抱えている方は気持ちが楽になるかもしれませんね。。。
いぼとり石は、境内から出て【放生池】のほとりにあります。
赤塗りが鮮やかな【奉納稲荷鳥居】
金城霊澤から金澤神社へ向かうと、朱塗りが鮮やかな奉納稲荷鳥居が見えます。ここで心を無にしながら拝殿へと向かいます。
2008年に、前田家鎌倉邸から、稲荷社の神様と一緒に移築奉納された鳥居です。前田家に祝い事があるごとに奉納されたようで、縁起の良い鳥居です。
24時間お水取りが出来る【手水舎の水】
手水舎の水は飲料水で、「金城霊澤の水(金城霊澤の霊水を汲み上げ)」として、多くの方に親しまれています。
井戸より24時間組み上げているので、いつでも「お水取り」が可能です。
こちらの水を分析した結果、カルシウム・鉄分を多く含み、毎年引用に適しているか水質検査も行っているようです(^.^)
城下町「金澤」の発展に貢献した板屋兵四郎を祀る【板屋神社遥拝所】
遥拝所横には、石管(当時の水道管)を観る事が出来ます。
生き物の尊厳池【放生池】
金澤神社の前に池があります。夏に訪れた時はスイレンで覆われていましたが、冬に行くと、真っ赤な鳥居が水面に映し出されてとても素敵な景色を見せてくれます。
この【放生池(ほうじょうち)】は、かつて、放水池と言われ、魚や鳥を放つための池だとされました。生き物を殺生する事を悪としている時代があったのですね。
商売繁盛の御祈願は【白阿紫稲荷大明神】へ
沢山の絵馬が掛けられている奥に、商売繁盛の神様【白阿紫稲荷大明神】が祀られています。商売繁盛の御祈願の方はこちらもご参拝下さい。
お守り・おみくじ・御朱印・絵馬について
社務所(授与所)
■営業時間:9時30分~17時
現在の状況下において、金澤神社では「お守り、お札」を郵送にて申し込む事が出来ます。御朱印や御朱印帳は参拝の証でもあるので、郵送は行っていません。
詳しくは公式サイトでご覧ください。
https://kanazawajinja.raku-uru.jp/
また、各種、御祈願も、遠方の方や、外出自粛等で参拝が難しい方は、こちらで申し込みが出来るようです。祈願後に御下がり(御守、撤下神饌)が送られてきます。
合格祈願
金澤神社では、合格祈願のご祈祷を受ける事が出来ます。
■初穂料:5000円~
合格御守、お札、合格鉛筆、天神様の置物などが授けられます。
電話、オンライン予約で受付可能
公式サイト予約ページhttp://kanazawa-jj.or.jp/guide/entry-48.html
娘の厄年のお祓いをこちらでさせて頂きましたが、初穂料5000円でお願いし、とても沢山の御下がりを頂きました。主人の役払いを「尾山神社」でしましたが、金澤神社での厄払いの方が手厚く温かみの感じを受けました。
勧学祭
金澤神社では毎月、25日に「歓学祭」を行っています。
歓学祭とは、毎月25日の天神月次祭(天神様、菅原道真公の祭日)に合わせ、学業の向上と健康を御祈願するお祭りの事です。
受験も近づいて来ました。息子は学校があるので、一人で参列して来ようと思います。子供の受験が無ければ、このような行事にも参加出来ないので、ありがたくお参りして来たいと思います(^.^)
■祭典日:毎月25日
■時間:11時から
■初穂料:一人1000円
■申し込み:神社窓口にて毎日受けて付けています。
神輿堂
毎年9月下旬に開催される「御山まつり」の神輿が納められています。
【金城霊沢】金沢の名の由来伝説と金運のパワースポット
金澤神社に訪れた際に、是非、見て頂きたいのが、この【金城霊沢(きんじょうれいたく)】です。
金沢の地名の由来になった湧水で、金運、開運のパワースポットと言われていますが、何よりも、この井戸の輝きと透き通る湧水。
晴れた日は、日の光で井戸の中に敷き詰められた戸室石がステンドグラスのように光り輝きます。
何度か撮影したけど、このエメラルドのような輝きが綺麗に撮れない...実際に見て欲しい(^.^)
こちらの湧水は飲料水で、カルシウム・鉄分を多く含み、日本百名水の「穴の谷の霊水」に似た成分パターンを示しているようです。
金澤神社の手水舎で24時間、お水取りをする事が出来ます。
金城霊沢の後ろに、不思議な洞穴があります。【鳳凰山】と言って、丘の上に多くの奇石や珍しい石を集めて鳳凰の姿に作り上げられた築山ですが、時代の流れと共に今の姿になったようです。
金澤神社に来ると、長い歴史と今でも語り継ぐ物語に、昔の時代にタイムスリップした気持ちになります。今でもこれだけ地元の人に愛され続ける神社は、本当のパワースポットだと思います。
最後になりましたが、場所をご紹介します。
石川県立美術館の通りを挟んだ向かい側に、金澤神社の入り口があります。
赤鳥居をくぐると、すぐに、金澤神社、金城霊沢、兼六園の入り口があります。
兼六園の入場チケットは、購入日は退園しても、再入園出来るようです。
【金澤神社】初詣での様子
子供の合格祈願を兼ねて、1月2日に初詣に来ました。
ズラリと長蛇の列...。
途中、雨も降り、受験生に風邪をひかせてはならぬ!と、こちらでの参拝を諦め、近くの石浦神社に参拝に行きました。
受験生の方は、初詣で体調を崩さないように、十分に気を付けて下さいね。。。
キレイな満開の桜が咲きます様に。。。
おすすめ | ★★★★★(5点) |
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感想 | 学問の神様として合格祈願の参拝に多くの方が訪れます。境内には見どころスポットも沢山あるので、御祈願の後は境内を周ってみて下さい。清め砂や手水舎の湧水を持ち帰る事も出来ます。 |
住所 | 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-3 |
電話番号 | 076-261-0502 |
営業時間 | 9時30分~17時(参拝は終日開放しています) |
定休日 | 無し |
駐車場 | 専用の駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用下さい。休日は混みあいます。 |
御朱印 | 御朱印と御朱印帳あり。 |
御祈願について | http://kanazawa-jj.or.jp/guide/ |
備考 | ホームページはこちら |