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祭りの後の一年間も楽しめます♪
スカイ獅子吼(獅子吼高原山頂の施設)から遊歩道を通った先に「造り物の館」があります。
こちらは、白山市鶴来の産土神「金劔宮」の秋季祭で800年の歴史がある「ほうらい祭り」で使用された造り物(人形)を展示する建物です。
祭りが終わった後は、一年間こちらで展示されます。
入館無料♪
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高さ5mもの巨大な造り物
ほうらい祭りの時は、曳き手さんの巡行に圧倒されてゆっくりと「造り物」に近づく事も出来なかったけど、ここだと間近で見る事が出来ます。
各町の青年団によって作られる高さ5mもの「造り物」は、その時代を反映する人形のようです。
周辺に置かれた米俵や野菜は、その年の豊作を感謝し、来る年の無事を祈る意味がこれられているようです。
表情豊かで細部に渡ってしっかりと造られていて、作り手さんの「ほうらい祭り」に対する熱い気持ちが伝わってきます。
祭りから1年間は、こちらで保管されているようで終われば破棄されるとの事でした。
祭りが終了してからも沢山の方に見てもらえますようにと思いながら帰って来ました。
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案内図
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スカイ獅子吼の駐車場(無料)
スカイ獅子吼ゴンドラ乗り場の無料駐車場です。
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行き方
スカイ獅子吼のゴンドラ前駐車場からの行き方です。
駐車場に隣接して「獅子ワールド館」があります。この建物奥に遊歩道へと続く道があります。
展望台を過ぎ、道なりに進みます。
広場を通り過ぎ、進んで行くと「造り物の館」が見えて来ます。
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初めて「造り物の館」に来た時に展示してあった造り物
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「ほうらい祭り」と「造り物」
今から800年余り昔の治承元年(1177年)加賀の国司近藤師高の弟師経(目代)が、僧兵達の入る浴槽で自分の馬を洗った事に端を発し、かねてよりこの兄弟の悪政に不満を持っていた僧兵達は、神輿をかつぎ、比叡山の延暦寺まで追いかけた。
しかしながら朝廷の鎮圧により、やむなく、神輿を残して引き上げる事になったが、金劔宮の神輿は無事帰還できた。後に金劔宮秋季祭に歴史の古いこの神輿をかつぎ、町内を巡航する習わしとなった。その神輿の修祓(露払い役)が獅子舞で、供奉(太刀持ち役)が造り物である。背丈が5mもある人形(多くは武将)で、収穫された五穀をあしらい、その年の豊年を感謝し、来る年の無事を祈る意味が込められている。
パンフレットより...★
おすすめ | ★★★★☆(4点) |
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感想 | 白山市鶴来の産土神「金劔宮」の秋季祭で800年の歴史がある「ほうらい祭り」で使用された造り物(人形)を展示する建物です。丹精込めて造られた巨大な人形には、その年の豊作を感謝し、来る年の無事を祈る意味がこれられているようです。奥まった場所にあるので中々、人目にはつきませんが多くの方に見て頂きたいです♪ |
住所 | 〒920-2113 石川県白山市八幡町リ110 |
電話番号 | 076-273-8449 |
営業時間 | 10時~17時(冬期は16時) |
定休日 | 火曜日(冬期間:火・金曜日) |
駐車場 | 無料駐車場あり(スカイ獅子吼の駐車場までは少し歩きます) |
入館料 | 無料 |
備考 | ホームページはこちら |