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足軽とは?
戦闘時に駆り出される歩兵のことを指しています。戦国時代には、弓・鉄砲の部隊を編成して活躍しましたが、江戸時代には武士の最下層に位置づけられました。(立て看板の説明文より)
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金沢市足軽資料館について
江戸時代の2軒の足軽屋敷を移築した資料館で、その当時の暮らしぶりや、生活に必要な道具等が展示がされています。
加賀藩の足軽は、庭付きの一戸建てに住んでいました。現在の私たちの生活スタイルに似ています。
お城や、地位の高い人の屋敷や庭園などの資料館は珍しくありませんが、足軽にスポットをあてた資料館があるのは、面白いと思います(^.^)
そして何よりも、拝観料が無料なのも素晴らしい!
戦火を免れた石川県には、歴史的保存物が沢山残っています。足軽資料館もその一つです。
足軽が立派な家に住んでいた事に驚きました。加賀百万石の足軽だからでしょうか(^.^)
屋根には石が置いてあります(写真では分かりずらいですが)、今では見ない光景ですが、屋根が吹き飛ばないように、石の重みで家全体を支える意味もあるんですよね。
便利ではない時代の様々なアイディアに、子供達も興味津々でした。
近くに加賀藩の家老の屋敷の展示がありますが、興味のある方は両方を見て下さい。違い過ぎて面白いです。
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足軽の生活スタイルを覘いてみましょう~
玄関
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玄関の間
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台所
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茶の間
ここは、言うまでもなく食事をしたり、一家団欒を楽しむ場です。
食事は、箱膳を並べてとりました。
江戸時代では、一日の食事は一汁一菜で、朝夕の二回だけというのが普通でしたが、現代人よりも米をたくさん食べていたと言われています。
一日三食になるのは、江戸の中期で、その頃にはおかずも豊かになり、季節の旬の物などが珍重されるようになりました。
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納戸
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鍵の間
納戸一室での収納や就寝に無理が生じてくると、この鍵の間が付加されました。
ここでは日中、大人たちは玩具作りや糸紡ぎなどの内職をしたり、作法書などの書物を読んでいました。
また、子供達も内職の手伝いや手習をし、それが終わると自分で工夫した道具で遊んでいました。そして、夜になると子供達は揃ってこの部屋で寝ていたのです。
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座敷
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トイレ
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長町観光Map
長町武家屋敷休憩館では、長町観光に役立つ資料や、ボランティアの方が常在して詳しく教えてくれます。まずは、こちらにお立ちより下さい。無料で傘の貸出も行っています。
おすすめ | ★★★☆☆(3点) |
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感想 | 拝観無料です!江戸時代の2軒の足軽屋敷を移築した資料館で、その当時の暮らしぶりや、生活に必要な道具等が展示がされています。石川県は戦時の被害を受けていない土地なので、歴史の建造物が多く残っています。歴史に興味のない方には、昔の民家だなってイメージがあると思いますが、足軽資料館を見た後に、近くの旧加賀藩士高田家跡(無料)を見ると、地位の差と住いの差の違いが面白く感じられます。 |
住所 | 〒920-0865 石川県金沢市長町1-9-3 |
電話番号 | 076-263-3640 |
営業時間 | 9時30分~17時(閉館) |
定休日 | 無休(催物入替日を除く) |
駐車場 | なし(近隣に市営観光駐車場有り) |
拝観料 | 無料 |
トイレ | 足軽屋敷の中にあります。 |
備考 | ホームページはこちら |