湯涌温泉「白鷺の湯(総湯)」を奥に進んだ、玉泉湖畔に『氷室小屋』が静かに佇んでいます。
氷室小屋とは...。
冬場に出来た天然の雪を夏まで保管するための貯蔵庫で、江戸時代に加賀藩が徳川家に雪氷を献上する為に使われたものです。
さらに詳しくは湯涌温泉の公式サイトに載っています⇒http://yuwaku.gr.jp/himuro/
ここ湯涌の『氷室小屋』では、1月に氷室の仕込みを行い、毎年6月30日には氷室開きが伝統行事として大切にされています。
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1月氷室の仕込み・6月氷室開き
氷室の仕込み初め
毎年1月末に氷室小屋に実際に雪を詰める行事が開催されます。参加は自由で多くの人で賑わいます。テレビクルーも入り金沢の大きなイベントの一つとなっています。
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氷室開き
毎年6月末に、氷室小屋に詰め保管してあった雪氷を取り出す行事が開催されます。実際に1月の氷室の仕込みで詰めた雪を取り出し、仏事の後、薬師寺へ奉納します。こちらも自由参加です。
氷室開きに併せ、夢二館横の広場で氷室にちなんだ食のイベントが開催されます。
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湯涌温泉の公式サイト(イベント情報)
https://yuwaku.gr.jp/event/
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氷室小屋までの行き方
【白鷺の湯】から奥へと進みます。
坂道を登っていくと、白鷺の湯から5分ほどで玉泉湖に着きます。その湖畔に氷室小屋が見えてきます。
玉泉湖を右に進むと氷室小屋に着きます。
氷室小屋に近づくと藁のいい香りがしました。
「クマに注意」の立て看板。数年前からクマが出るとのニュースを度々見ていました。クマに出くわしたら...と恐る恐る玉泉湖を1周しましたが、この日はクマではなく大きな蛇に出くわしました(^.^)
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駐車スペース
無料駐車場をご案内します。
湯涌温泉バス停付近(湯涌入り口)に2か所、無料駐車場があります。立て看板がたっています。
氷室小屋までは徒歩で15分ほど。
こちらは「みどりの里」の無料駐車場です。こちらからは氷室小屋まで徒歩20分ほどかかります。
白鷺の湯と夢二館間にある野外ステージ前です。こちらにも数台、駐車スペースがあります。氷室小屋までは徒歩で5分程。ただし、休日は大変込み合います。
おすすめ | ★★★☆☆(3点) |
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感想 | 玉泉湖の湖畔に静かに佇む藁づくりの小さな小屋です。天然の雪を夏に江戸幕府に献上するために貯蔵していた小屋の再現で、普段は中を見る事は出来ませんが、1月と6月の氷室の行事には実際に中や雪を見る事が出来ます。 |
住所 | 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ-167 |
電話番号 | 076-235-1040(湯涌温泉観光協会) |
営業時間 | 自由観覧(暗くなると足場も悪くなるので、明るい時をお勧めします)イベント時にはライトアップされることもあります。 |
定休日 | 無し |
駐車場 | 離れた場所に無料駐車場あり。本文の内容をご参考にして下さい。 |
観覧料 | 無料 |
備考 | ホームページはこちら |