なんとも優しい雰囲気の磨崖仏¹【かたがり地蔵】さま。
長年の摩滅によって、お顔をハッキリ見る事が出来ませんが、それでも優しいオーラが伝わってくる何とも不思議な地蔵菩薩さまでした。
※¹磨崖仏とは
自然の巨石や岩壁に彫刻した仏像で石仏の一種の事です。
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【かたがり地蔵】安置場所
〒920-2115 石川県白山市白山町
旧加賀一の宮駅の前の通りを、山の方へ向かって走ります。
白山比咩神社の表参道駐車場を超え、さらに進むと、左に手に小さな祠が見えて来ます。その中に【かたがり地蔵】さまがいらっしゃいます。
かたがり地蔵さま側から見た目の前の景色です。
この日は天気も良く、白山を目の前に仰ぎ見る和かな田舎の風景です。
春夏の緑から秋には紅葉の朱色。
冬には真っ白な雪景色。
四季折々の風景に思いをはせながら白山の景色を楽しんで来ました。
専用の駐車場はありませんが、少しだけなら車を停められそうな場所がありました。
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歯の病気に効くと言う【かたがり地蔵】さま
こちらが、【かたがり地蔵】さまです。
お顔をはっきりと見る事は出来ませんが、優しいオーラはしっかりと伝わってきます。
調べたところ、「歯の病気に霊験²」があるようで、箸を奉納して祈願すれば、お願い事が叶うと言われています。
※²霊験とは
神仏が示す不思議な感応や利益のこと。
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立て看板の説明書きです。
この中で、舟岡山と記されていますが、【かたがり地蔵】について深く調べてみると、もともとは、手取川の氾濫を治めるため、鎌倉時代に作られたといわれ、明治中頃まで白山町の舟岡山の岸壁に「波切不動明王」とともに岸壁に刻まれていたようです。
手取川七ヶ用水建設の際に、岸壁から切り離され、現在の場所に安置されました。
一緒に切り離された「波切不動明王(なみきりふどうみょうおう)」は、ここから車で10分ほどの場所に安置されていました。お時間がある方は、併せてごらん下さい(^.^)
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泰澄(たいちょう)の作
このかたがり地蔵は、加賀国白山を開山したと伝えられる、奈良時代の修験道の僧「泰澄」が、石窟で修行中に山上の安穏と国土の静謐を祈念して、彫ったものと言われています。
白山市白峰にある『林西寺』には、「白山下山仏」として、木造「泰澄大師坐像」が安置されています。機会を見つけ、行ってみたいと思います。
今回、かたがり地蔵の事で色々調べてみると、関連して、波切不動明王、奏澄、舟岡山、林西寺など白山の歴史の一ページを知る事が出来ました。開山から1300年、もっともっと深く掘り下げて行きたいと思います(^.^)
おすすめ | ★★★☆☆(3点) |
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感想 | 長年の摩滅によって、お顔をハッキリ見る事が出来ませんが、それでも優しいオーラが伝わってくる、何とも不思議な地蔵菩薩さまでした。歯の病気に良いとされる言い伝えがあります。白山を目の前に仰ぐ静かな場所に安置されています。 |
住所 | 〒920-2115 石川県白山市白山町 |
電話番号 | |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
駐車場 | 専用の駐車場は見当たりませんでした |
備考 | ホームページはこちら |
【波切不動明王】(石川県白山市鶴来)