悲しい恋の物語...。
恋路海岸の海岸名の由来は、この付近であった悲恋伝説によるものから付けられました。
その昔、深い恋仲になった2人の若者が居ました。
愛し合う鍋乃と助三郎。
そんな鍋乃に思いを寄せる恋仇の男の罠のため、助三郎は海の深みにはまって命を落としてしまいました。鍋乃も助三郎の後を追って海に身を投げ死んでしまいました。
この悲しい物語から、恋路海岸と呼ばれるようになりました。
沖に浮かぶ弁天島は、2人が人目を忍んで会っていたと言われています。
恋路海岸から、珠洲の見附島までの3.5キロの海岸線を、「えんむすビーチ」と呼び、縁結びの鐘があります。この鐘をカップルで鳴らすと、その二人には幸せが訪れると言われています。
毎年7月、海の日の前日に「恋路火祭り」が開催されます
恋人同士の霊を慰めるため、村人がこぞって浜辺にかがり火を焚いたのが始まりとされていて、伝説ゆかりの観音坂を下りてきた大小2本のキリコが威勢よく海の中を練りまわり、この土地独特の油物と呼ばれる仕掛け火も披露され、観衆を喜ばせる。弁天島に設けられた大松明が海を赤く染めて燃えはじめると、若者たちは竹ざおにつけた松明を揺らして、美しい火の輪を描き、恋路という名にふさわしいロマンあふれる世界を演出します。
奥の方に見える小さな島は、鍋乃と助三郎が夜な夜な会っていたとされる弁天島です。干潮時には歩いて渡ることができます。
駐車場について
鐘の周りが駐車場となっています。約、20台ほど停められます。無料です。
おすすめ | ★★★☆☆(3点) |
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感想 | 悲しい伝説が伝わる恋路海岸は穏やかな海で、ゆっくりと時間を過ごすことができます。 |
住所 | 〒927-0601 石川県 鳳珠郡能登町恋路 |
電話番号 | 0768-62-8532(ふるさと振興課) |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | 無し |
駐車場 | 有り(無料)鐘の周りが駐車場となっています。 |
恋路火祭り | 恋の伝説が残る舞台にふさわしく、幻想的な松明が灯り、勇壮なキリコが練り廻ります。クライマックスには花火も打ちあがります。 |
トイレ | 有り。ハートのモニュメントの近くにある休憩所にあります。 |
備考 | ホームページはこちら |